はじめに
派遣会社を選ぶとき、多くの人は時給や福利厚生、求人の数を重視するのではないでしょうか。
もちろん、それらは大切なポイントであり、派遣会社選びも大切です。
しかし、私自身は元派遣コーディネーターとして派遣スタッフをサポートする立場を経験し、現在は派遣社員として働いている中で、
「派遣会社そのものよりも、担当者によって働きやすさは大きく変わる」
と感じています。
同じ派遣会社であっても、担当者が違うだけで相談のしやすさやトラブル対応のスピード、職場との関係性まで変わることがあります。
実際に私も、派遣会社側と派遣社員側の両方を経験したからこそ、担当者の存在が想像以上に重要だと実感してきました。
この記事では、派遣会社選びのポイントにも触れながら、なぜ担当者が重要なのかを私自身の経験を交えてお話しします。
これから、派遣で働こうと考えている方や、現在の担当者との関係性に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
派遣会社選びのポイント

一口に派遣会社といっても、それぞれ得意としている分野があります。
例えば、製造業の案件に強い派遣会社もあれば、事務職やドライバー職に強い派遣会社もあります。
そのため、「名前を聞いたことがある大手だから」という理由だけで選ぶのではなく、自分が希望する職種の求人を多く扱っている派遣会社を選ぶことが大切です。
また、大手企業では複数の派遣会社を利用して求人を募集しているケースが少なくありません。
そのため、同じ職場・同じ仕事内容にもかかわらず、派遣会社によって時給が異なることがあります。
実際に、ある派遣会社では時給1,400円の求人が、別の派遣会社では時給1,500円で募集されていることもあります。
求人を探す際は地域や職種を絞り込み、似たような求人が複数の派遣会社から出ている場合は条件を比較してみることをおすすめします。
私自身、元派遣コーディネーターという立場から見ると、時給が高い案件を獲得している派遣会社は、営業担当者が派遣先企業としっかり条件交渉を行っている可能性が高いと感じます。私であれば、派遣先企業との交渉力や関係性を1つの判断材料として考え、時給1500円で掲載している派遣会社を選ぶと思います。
もちろん時給だけで判断するべきではありませんが、派遣会社を選ぶ際の一つの判断材料にはなるでしょう。
さらに、派遣会社の口コミを確認しておくことも大切です。
口コミの内容をすべて鵜呑みにする必要はありません。しかし、実際に利用した人の体験談は、登録時の説明だけでは分からない部分を知る手がかりになります。
良い口コミだけでなく、悪い口コミにも目を通しながら総合的に判断することをおすすめします。
ここまで派遣会社選びのポイントをお伝えしました。しかし、私は派遣会社そのもの以上に重要な存在がいると考えています。それが担当者です。
担当者が重要な理由

担当者は、派遣先企業と私たち派遣社員をつなぐ架け橋のような存在です。
登録時の面談から職場見学、就業初日の立ち会い、その後のフォローや相談対応まで、長い付き合いになることがほとんどです。
ただし、担当者が重要だからといって、私たちが担当者を選べるわけではありません。
私が大切だと考えているのは、何か困ったことがあったときに、すぐ連絡できる関係性を作っておくことです。
理想を言えば、担当者が定期的にスタッフ一人ひとりへ連絡し、職場の状況や悩みを確認できれば良いでしょう。
しかし現実には、大手派遣会社の場合、担当者が100名近いスタッフを担当していることもあります。
それに加えて、新規営業や企業対応などの業務も抱えているため、全員に細かく連絡を取るのは難しいのが実情です。
その結果、
「担当者は状況を知りたいが時間がない」
「スタッフは不満があるが忙しそうなので遠慮してしまう」
というすれ違いが起こります。
そして、このすれ違いが続くことで、スタッフは「担当者が頼りにならない」「相談しづらい」と感じるようになってしまいます。
しかし、担当者の立場からすると、スタッフにはできるだけ長く安心して働いてほしいと考えています。
現場で起きていることを最もよく知っているのは、実際に働いているスタッフ本人です。
人間関係の悩み、仕事内容への不安、残業や休日に関する相談など、不満や困りごとがあれば遠慮せずに伝えてほしいと思っています。
担当者は、その内容をもとに派遣先企業へ改善を依頼したり、働きやすい環境づくりのために動いたりすることができます。
連絡方法も電話である必要はありません。
メールやメッセージなど、記録に残る形で伝えるのも有効です。
我慢して抱え込むよりも、「自分を守るために担当者を活用する」という意識を持った方が良いと私は考えています。
私自身、派遣コーディネーターとして働いていた頃は、職場の状況をこまめに共有してくれるスタッフさんをとてもありがたく感じていました。
状況が分かれば早めに対応できますし、結果的にそのようなスタッフさんの方が長く安定して働いていた印象があります。
こうした経験から、私は派遣会社そのものよりも、担当者とスタッフの関係性の方が働きやすさに大きく影響すると考えています。
ここからは、現在派遣社員として働いている私が、実際にどのように担当者と付き合っているのかをお話ししたいと思います。
現在の担当者との付き合い方
現在、私は派遣社員として製造工場で勤務しています。
正直に言うと、私も担当者に対して不満を感じたことがあります。
勤務が始まってからは担当者から連絡が来ることも少なくなり、こちらから電話をしてもなかなか折り返しが来ないことがあったからです。
しかし、元派遣コーディネーターとして働いていた経験から、担当者が忙しいことも理解していました。
そこで私は、電話やメールだけに頼るのではなく、「次回、派遣先へ訪問する予定はいつですか?」と確認し、そのタイミングで直接話をする時間を作ってもらうようにしました。
現場で直接話せば、その場で派遣先の担当者へ状況を共有してもらえると考えたからです。
実際に私は、勤務説明時に聞いていた残業時間と、実際の残業時間に大きな差があることに不満を感じていました。
毎日のように長時間残業が発生していましたが、職場では断りづらい雰囲気もあり、一人で悩んでいた時期もあります。
そこで担当者が訪問した際に現状を伝えたところ、そのまま派遣先へ共有してもらうことができました。
その結果、翌日以降は無理な残業を求められることがなくなり、自分のペースで働けるようになりました。
もしあの時、不満を抱えたまま我慢し続けていたら、私はすでに退職していたかもしれません。
もちろん、担当者との関係の築き方は人それぞれです。
電話が話しやすい人もいれば、メールやメッセージの方が伝えやすい人もいるでしょう。
大切なのは、「迷惑をかけるかもしれない」と遠慮するのではなく、自分自身を守るために担当者とコミュニケーションを取ることです。
担当者は敵ではなく、派遣社員が安心して働くためのサポート役です。
働きやすい環境を作るためにも、自分に合った方法で関係性を築いていくことが大切だと私は考えています。
まとめ
派遣会社を選ぶ際は、求人の数や時給、福利厚生などを比較することが大切です。
しかし、実際に働き始めてからの満足度を大きく左右するのは、派遣会社そのものよりも担当者との関係性だと私は考えています。
担当者は、派遣先企業と派遣社員をつなぐ重要な存在です。
職場での悩みや不満を一人で抱え込まず、困ったことがあれば遠慮せず相談してみてください。
もし担当者との相性がどうしても合わない場合は、担当変更を相談することや派遣会社自体を見直してみる選択肢もありだと思います。
私自身、元派遣コーディネーターとして働いていた経験と、現在派遣社員として働いている経験の両方から、担当者との関係づくりの大切さを実感しています。
この記事が、これから派遣で働く方や、現在担当者との関係に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は、私が副業ブログを始めて10日が経過した現在地についてお話しします。
記事数やアクセス数、SNS運用の状況、実際に感じていることなどを包み隠さず公開する予定です。
これから副業ブログを始めたい方や、同じように挑戦している方の参考になれば嬉しいです。

