はじめに
派遣社員として働きながら、副業に興味を持つ人は年々増えています。
私自身も現在派遣社員として勤務しており、過去には派遣会社で営業担当として働いていた経験があります。
その経験から言えるのは、副業を始める前に知っておいた方がよい注意点がいくつかあるということです。
この記事では、派遣社員と派遣会社の両方の立場を経験した私が、副業を始める前に知っておきたい5つの注意点について解説します。
注意点① 就業規則を必ず確認する
派遣会社や派遣先企業によってルールは異なる
私が勤務していた派遣会社では、派遣社員の副業は認められていました。
ただし、派遣先企業によって副業に対する考え方は異なります。
副業を禁止している企業もあれば、事前申告と本業への影響がないことを条件に認めている企業もありました。
そのため、ネットの情報だけで判断するのではなく、まずは所属している派遣会社の営業担当へ相談することをおすすめします。
実際に私は、企業へスタッフの「収入を増やしたい」という思いを伝え、ダブルワークを認めてもらったケースを何度も経験しました。
禁止ではなく「申告制」の場合が多い
ここで、実際に経験したトラブルを紹介します。
あるスタッフAさんは、個人宅配業務を行う企業でドライバーとしてフルタイム勤務していました。
研修を終えて独り立ちしてしばらくした頃、派遣先から私に連絡が入りました。
「Aさんが就業時間を2時間過ぎても戻ってこない」
「最近、業務中に連絡が取れないことが多い」
という内容でした。
確認したところ、Aさんは業務終了後に倉庫作業の深夜アルバイトを掛け持ちしており、休憩時間中に車内で寝てしまっていたそうです。
さらに、副業を申告すると採用されないのではないかと考え、派遣元にも派遣先にも副業の存在を伝えていませんでした。
結果として、その日の契約をもって終了となり、私も次の職場を紹介することが難しいと判断しました。
もちろんAさんの場合は、申告していたとしても本業への影響が大きく、認められなかった可能性は高いでしょう。
しかし、事前に相談してくれていれば、別の働き方を一緒に模索できたかもしれません。
副業を始めたい方は、信頼関係を壊さないためにも事前申告を徹底しましょう。
営業担当も、皆さんの「稼ぎたい」という気持ちを頭ごなしに否定することはありません。
まずは契約内容を確認しよう
私自身も副業を始める際は、まず契約内容や就業規則を確認しました。
副業で収入を増やすことも大切ですが、本業との信頼関係を維持することも同じくらい大切だと感じています。
注意点② 本業に支障が出る副業は避ける
遅刻や欠勤が増えると評価に影響する
派遣社員は通常2〜3か月ごとに契約更新があります。
更新は、派遣先企業と派遣社員の双方が継続を希望した場合に行われます。
企業は不足している人材を補うために高いコストを払って派遣社員を受け入れています。
そのため、体調不良による欠勤や遅刻が続くと、更新時に「別の人に変更してほしい」と言われてしまうケースもあります。
副業を続けるためにも、日々の体調管理は非常に重要です。
派遣先からクレームになるケースもある
体調不良や遅刻が続いた際、
「副業が原因ではないか」
と指摘されるケースも少なくありません。
そこで信頼関係が崩れ、本業の契約更新がされなくなってしまっては本末転倒です。
無理なく両立できる副業を選ぶことを意識しましょう。
元派遣会社勤務者として見てきた実例
実際には、副業と本業を上手く両立している方もたくさんいました。
例えば、
・事務派遣 × 動画編集
・平日ドライバー派遣 × 休日引っ越しアルバイト
といった働き方です。
特に事務派遣をしていたスタッフの中には、本業と副業の両立を高く評価され、派遣先企業への直接雇用を実現した方もいました。
副業の継続も認められ、とても満足されていました。
私はこの経験から、本業に影響が出ない範囲で長く続けられる副業を選ぶことが大切だと感じています。
注意点③ 確定申告や住民税の知識を持っておく
最低限の知識は身につけておこう
私自身、派遣業界で働くまでは確定申告や住民税についてほとんど知識がありませんでした。
しかし、副業収入が増えると税金の手続きが必要になる場合があります。
「知らなかった」では済まされない部分でもあるため、最低限の知識は身につけておくことをおすすめします。
注意点④ 最初から大きく稼ごうとしない
月1万円を目標に継続できる副業を選ぶ
私は現在、継続できる副業としてブログ運営に挑戦しています。
副業を始める前は、SNSで
「月収30万円達成」
「副業で人生が変わった」
という投稿をよく目にしていました。
しかし実際に始めてみると、最初から大きく稼ぐことは簡単ではありません。
本業あっての副業です。
最初から大きな成果を求めるのではなく、
月1,000円
月5,000円
月10,000円
と少しずつ成長していく方が現実的だと感じています。
私自身もブログ運営を始めたばかりで、まだ大きな成果は出ていません。
それでも、実際に行動してみることで見えてくることがたくさんあると感じています。
このブログでは、初心者の私が副業に挑戦する過程も発信していきたいと思います。
注意点⑤ 怪しい副業案件に注意する
高額商材や勧誘には要注意
派遣会社で働いていた頃、
「簡単に稼げる副業があるらしいんだけどどう思う?」
という相談を受けることがありました。
もちろん、すべてが詐欺だとは言いません。
しかし、地道な努力や継続が不要な副業ほど再現性は低いと感じています。
「誰でも簡単に」
「スマホをタップするだけ」
「寝ている間に高収入」
もし本当にそんな方法があるなら、多くの人が億万長者になっているはずです。
甘い言葉には十分注意し、冷静に判断しましょう。
私が派遣社員におすすめする副業
私自身が取り組んでいるブログ運営は、成果が出るまで時間はかかりますが、初期費用が少なく自分のペースで続けられる点が魅力です。
私は「寝る前の2時間だけ」と決めて作業しているため、本業への影響もほとんどありません。
また、
・動画編集
・Webライティング
・休日の単発アルバイト
なども始めやすい副業だと感じています。
実際に副業をしながら長く派遣社員として働いている方も多く見てきました。
まとめ
派遣社員でも副業は十分可能です。
ただし、
・就業規則の確認と事前申告
・本業への影響を考える
・税金の知識を身につける
・現実的な目標を立てる
・怪しい案件を避ける
この5つは必ず意識しておきましょう。
私は派遣社員として働くだけでなく、派遣会社で勤務した経験もあります。
その立場から言えるのは、副業そのものが悪いのではなく、本業とのバランスを取りながら継続することが大切だということです。
まずは就業規則を確認し、自分に合った副業を無理のない範囲で始めてみてください。

